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第103段  「ほおずき」の教え

「ほおずき」の季節。
幼少の頃、山間地に暮らす従姉は、「ほおずき」を採っては、遊んだ。
真っ赤な皮をむき、「ほおずき」の実を手で揉む。
中まで柔らかくするには、時間がかかる。
力を入れるとつぶれてしまう。
やさしく扱う。
芯まで柔らかくなった時、球体を元から切り離す。
更に指で揉む。柔らかさが増した時、楊枝で中の実をゆっくりとほじり出す。
この作業は、何度も繰り返す。
中身が全て出されると、皮だけの「ほおずき」が残る。

三国 


小さな風船?ただそれだけの事。
男の私は、一笑に付した。
今思うと、何と優雅な仕草。
平安貴族の遊びと言っても過言ではない。
「ほおずき」と戯れた従姉は、歳を重ね、気品を漂わす。
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No title

始めまして、はせ 鱗人さん
関西では、ほうずきはメジャーではありませんね
もしかして、我が家だけかな?
小さな風船、こんな遊びをした記憶がないのです

この前、食用のほうずき(ゴールドプッチーナ)と言う物を食べました
実家に行ったら置いてありました
たぶん、珍しい物が好きな姉が買ったのでしょうね
味がマンゴー+青りんご/2 だとか
そんな不思議な味に引かれました

大人になってほうずきに縁がありました
プロフィール

はせ 鱗人

Author:はせ 鱗人
外人と間違われることシバシバ。
趣味は、魚釣り。幼少から父親に連れられ魚と戯れた。骨董収集、主に絵画、陶磁器
出身学校 明治大学商学部

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