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第179段  感性に従って出かけた、白濁色の温泉 


若者は、冒険をし、色々なことにつまずき、疲れ切る。
多くの人は、若気の至りと呼ぶ。

そんな時、白濁色の温泉に一人で出かけた。
冬期間、途中からは、チェーンが必要な場所であり、宿泊客はほとんどいなかった。
一人旅がこのように良いものだとは、思わなかった。

飛行機


この一泊二日の旅は、どうしようもない毎日に「風穴」を開けてくれた。
何がどうなって、「行く道」が開けたかは、わからない。
だだ、自分の気持ちの中で、そのような手応えを得た。
吉兆を望んで出かけたわけでもない。
体は、ゆっくりできる温泉を望んだ。
自分と向き合って、流れるままに行動した。
感覚ではなく、感性を大切にした。
感覚は、突き詰めていくとどこかに「ウソ」がある。
人の持つ感性は、素晴らしい。
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第178段  人は、既視感を柱にして生きている

東南アジアの農村地帯は、心落ち着く。
牧歌的な感覚が、そうさせるだけではない。
数十年前の日本の風景がそこにある。

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誰にも、落ち着く場所がある。
それは、何時か、何処かで「見たことが有る」光景や場所。
懐古趣味に浸っている訳でもない。
昔見たという事実、「既視感」。
「既視感」は、人に安らぎと懐かしみを与える。

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人が生きる道は、「既視感」を柱に日々を送る。
昔の光景に、今日の新たな光景を積み重ねる。

【追伸】
写真は、「既視感」の確認行為。「既視感」を積み上げていき、最終的には、自分とは何かをしる。だから、写真は、偉大である。

第177段  「男は、泣くもんじゃない」と言われて育った

小さい頃、転んだりして泣くと、「男が泣くもんじゃない」と言われた。
両親にそのように育てられ、親戚の叔父さんや叔母さんにも言われた。
知らず知らずのうちに体中に「男は、泣かない」が浸透した。
それと同時に「男である」と言う自己流の日本男児の有り方も出来上がった。

大きな切り株


あくまでも自己流であり、自己陶酔に陥りやすい。
平成の現代、「男は、泣くもんじゃない」と言ったら骨董品扱いにされる。
しかし、どこかで、やはり、「やせ我慢」をしても「男は泣いてはいけない」。

苦しいけどやり通す。
そこに、男の風格が生まれる。
自己流の言い回しで、「ダンディズム」と理解している。

第176段  「日本人の有り方」に根ざした農地は、これからも守られる


およそ30年前、後、10年すると現在農業をしている人がいなくなり、ほとんどが荒廃農地になると多くの知識人が言っていた。
確かに人家から離れた山間農地は、シカやイノシシなどの被害により耕作が難しくなった。
それでも、まだ農地は、守られている。

水をはった田


先祖様が残してくれた。
この農地を耕さなくては、申し訳ない。
世間様が見ており、草茫々や農地が荒れては、みっともない。そんなことは、出来ない。

この2つの理由により、農地は守られている。
「日本人の有り方」に根ざした農地は、これからも細々と守られる。

第175段  「一国を守ること」と「家庭を守ること」は、同じ気質から生まれる


衆議院選挙が終わった。
結果はどうあれ、「これからの人たち」が生活しやすい環境を求めてやまない。
一国を守ることは、家庭を守ることと同じである、同じ気質から出る、と言われる。

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都会から夫婦で移住し、村の行政を担った人を知っている。
何も知らない土地に来て、村政を担う。
立派な志である。
信念、理念がある。
その理念を受け止めてくれる人がいる。
独り相撲でない理念。

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平成の現代も立派な人はたくさんいる。
明治政府を誕生させた偉人たちは、時代に送り出された。
現在も、あの当時に負けない人間は、沢山いる。
時代は、人をつくる。
どうしようもないが、人の転機も時代がつくる。

第174段  全身麻酔の手術をし、目が覚めたこと


その日は、だるくて仕方がない一日だった。
夜は、仕事の飲み会があり、その前にちょっと病院に行くか程度の軽い気持ちで隣接する診療所を訪ねた。
診断するなり、近くの病院を勧められた。

レントゲンによると左の肺が潰れていた。
よく、一日仕事ができたと医師から言われた。
その場で入院し、ベッドから飲み会の欠席を連絡し、家族や関係者にも伝える。
1週間ほどで回復する見込みであったが、一向に回復せず、全身麻酔による手術となった。

木に守られて


医師と打ち合わせの時、何故か、手術の後、目が覚めるかどうかが不安で2度聞いた。
今まで、目が覚めなかった人はいませんとのこと。
当日、麻酔がかかり、記憶が遠のき目を閉じる瞬間、どうなってもいやと思った。

手術が終わり、医師が私の名前を呼ぶ。
「目が覚めましたか」と聞かれた。

毎朝、目覚めることは、尊いことである。

第173段  「血気盛んな若者」は、「礼節の言葉」が耳に入るのだろうか


ブルースリー主演の「燃えよ、ドラゴン」を見て、多くの人が空手にあこがれた。
この影響もあり、日本のテレビもアクション番組として空手を取り上げた。
空手人口は、80倍に増えたと聞いている。

30年ぶりに一緒に道場に通った仲間を訪ねた。
「強くなる、強くなる」の当時を過ぎ、子供たちに教える姿は、落ち着き、礼節を重んじていた。
声こそ変わっていないが、白髪が混じる髪を乱し、号令をかける。
若者や高校生も交じり、汗を流している。

ぎおん3


道場を後にした車の中で、当時の仲間たちの顔が頭に浮かぶ。
時が流れた。
今だから思う。
血気盛んな若者は、「礼節の言葉」が耳に入るのだろうか。

第172段  山間地は、消滅してしまうのかもしれない


自然が残る山間地。休日ともなると多くの人が訪れる。
しかし、現状は、コミュニティーを含め、高齢者世帯が多く地域の維持が難しい。
行政へのお願いは、中心市街地まで行ける「道路整備」と「雇用創出」。
この2つが何とかなると、地域が維持される。

柿の大木1


道路整備は、投資効果を考えるとなかなか難しい。
工場などが建ち、雇用が創出されると、山間地が活性化するが、「地の利」等を考え、わざわざ出向く企業も稀である。

時代の流れと諦めるしかない。
そんなことが、日本中至る所で起こっている。

延命策を考え、流れが変わる日をじっと待つ。

第171段  「1泊の金額」を聞き返した「スイートルーム」が教えてくれたこと

家族で初めていった海外旅行は、女房の両親も一緒に同行した。
私と女房を除いては、初めての海外であり、ちょっとしたことに配慮が必要だった。

ホテルに到着早々、オーバーブッキングで部屋が空いていない。
空いている場所は、大きくかけ離れた部屋。
初めての海外旅行で、隣接していないと不安で仕方がない旨を話す。
ホテル側は、スイートルームを提供してくれると言う。
とりあえず、5星ホテル。
部屋数が多く、広い。
子友たちは、大きなベッドの上をぼんぼん飛び跳ねて遊ぶ。
バスタブは、湯がたまるのに時間がかかる。
全ての窓から海が見渡せる。
ファックス部屋も完備し、スイートの素晴らしさを実感する。

293 - コピー


翌日は、普通の部屋に移る。
移動の際、感想を聞かれ、値段を聞いてびっくり。
聞き返したほどである。

この強烈な体験は、子供たちと女房の両親の話題にさほど上らない。
日本と違う文化に興味を持ち、部屋など二の次である。
部屋が良いに越したことはないだろうが、要するに、そこに行って何を学び、体験できたかが重要。
自分の住む家も同様、広く立派が良いことはわかっているが、その家で、「何を得られたか」が大切だと、1泊のスイートルームは、身をもって教えてくれた。

第170段  小学校の「ポプラの木」の影は、ついに道路まで伸びた

毎年背丈を伸ばす小学校の「ポプラの木」は、日が傾くと影が道路まで伸びる
校庭の敷地内に納まっていたポプラの木の影は、ついに道路まで伸びた。
すくすく育つプラは、縁起も良く、多くの学校に植えられた。
校舎の拡張などで、伐採されたところも多いと聞く。

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当初植えられた時、木の陰のことまで考えた人は、皆無と思う。
しかし、影が校庭をはみ出し、道路に出た。
何故か、道路にはみ出しては、駄目でないかと感じる。
それは、子供は、校内で生活し、道路には出ない。の考え方を背負っている。
このように考えるのは、私だけなのだろうか。
プロフィール

はせ 鱗人

Author:はせ 鱗人
外人と間違われることシバシバ。
趣味は、魚釣り。幼少から父親に連れられ魚と戯れた。骨董収集、主に絵画、陶磁器
出身学校 明治大学商学部

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