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第8段 桜に思う(6 さくら最終)

花びらを敷く
「散る桜 残る桜も 散る桜」有名な、良寛和尚様の辞世の句。時折吹く風に、桜の花びらが舞わされる。今年の桜は、もう少しで終わる。もう少しで完結する。花びらを散り敷いたタンポポは、何を言おうとしているのだろうか。言おうとしないなら、タンポポに代わって一言、誰か言ってほしい。タンポポの隣には、綿帽子から離された綿毛が居場所を決め込む。

謳歌する花
謳歌する白い花は、落下して桜の花びらと重なり合うのだろうか。その時、謳歌している白い花は、何というのだろうか。言おうとしないなら、白い花に代わって誰かに聞きたい。
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序 ーブログを始める前にー

「徒然草」は、およそ700年前に書かれ、未だ、色あせない。私がつけた題名は、「フォトエッセイ 徒然草」。これを知った著者、吉田兼好は、間違えなく悲しむだろう。こちらも、気が引けている。「とぜんそう」とでも読めば、まだ救われるかもしれない。
徒然草は、親しみやすい散文で筆のおもむくままに書きつづった随筆であり、その共通点をもって許しを請いたい。

一方、写真は、被写体を包み込む空気感を写し出す力がある。太陽がギラギラと輝く真夏の午後、私はまだカメラを手に取ったことがなかった。どうしようもない毎日を送り、投げやりな荒れた生活を送っていた。その時期、仕事で偶然に地元の人しか訪れない天満宮の建物を見上げた。その瞬間、体内に一気に熱が伝わり、体内がジーンジーンと唸った。それと同時に、その場を写真に納めたいと思った。言葉で表すと、その時の空気と体と精神が、全て重なった。その重なりがエネルギーを発射し、私の体に入り込んだ。そんな感じだった。もしその時、写真が撮れていたならば、「天満宮の建物の被写体を借りて、自分が感動したその時の内面を写し取った」。そう表現する。

このブログは、写真から醸し出される空気感を「文字」と折り合いをつけながら模索。その行きつく先は、「平凡に暮らす大切さ」「日々への祈り」などなど。と考えている。
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プロフィール

はせ 鱗人

Author:はせ 鱗人
外人と間違われることシバシバ。
趣味は、魚釣り。幼少から父親に連れられ魚と戯れた。骨董収集、主に絵画、陶磁器
出身学校 明治大学商学部

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