第81段  風土とは・・・


昔、子馬が生まれると酒をふるまい、馬が死ぬと葬式をした。
長野県南木曽町。
一般住宅は、玄関を入ると馬小屋があった。
人と馬は、一緒に生活をした。
暮らしの中で、「木曽駒」の絵馬が生まれた。
風土から必然的に生まれた。
当然のように人々に受け入れられた。
風土から出たものは、説得力を持つ。

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それぞれの地域にそれぞれの文化がある。
その多様性が日本の文化をつくりあげたと言って過言ではない。
どこに行ってもあるコンビニエンスストア。
利便性は、文化を駆逐していく。
しかし、あえて「不便」を享受する必要もない。
貨幣経済の有り方を考える時期が来ている。
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第80段  女性の仕草

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女性の仕草について少し触れたい。
男であり、写真撮りでもある。
ちょっとした仕草にドキリとすることがある。

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湖畔の夕暮れ、アオザイの民俗衣装を着た若い人たちが写真を取り合う。
そのような中、一人の女性に目がいった。
何かを考えながら湖を見つめ、「違うな」「でも良いか」。
そのような表情だった。
何かが吹っ切れたのか、視線は、湖から横にそれた。
湖面に映る横顔。
これほどの魅惑。
本人をも魅了する仕草。
日本古来の浮世絵にみる女性の一瞬の仕草。
同一。
女性に生まれるのではなく、女性になる。
この女性は、いつの頃から、このような仕草を持ち合わせたのだろうか。

第79段  「節目」を決める人

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勤め人をし、定年退職をした人たち。
農業に打ち込む、年金が支給される年まで雇用延長、長年勤めたノウハウを生かして細々と自営業、家業を継ぐ、外国と日本を行ったり来たり。家でぶらぶら。まさに様々。
人から見て良い悪いは、関係ない。
後悔しないかどうかは、当然ながら自分が決める。
自分自身の満足で決まる。
満足度の物差しは、今までの生き方。
偏差値の高い高校を中退し、専門高校を受け直した人。
有名大学を中退し、弱小企業のアルバイト先に就職した人。
日本の教育に疑問を持ち、家族で外国に移住した人。

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この人達は、「節目」に観念があった。
通り過ぎる事が出来る日々に「待った」をかけた。
節目にくさびを打ち込んだ。
観念は、歳を重ねてもその人の中で生き続ける。

第78段  思いがけず、バイクに乗る

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ベトナムハノイ、安宿に宿泊。
ぶらりと寄った市街地の旅行会社。
早朝、ロビーで迎えを待つ。若者が私の名前を呼ぶ。
あたりを見渡すが、乗る車が見当たらない。
すると、若者は、バイクを指さす。
「バイク」っと、思わず口に出た。
ヘルメットを渡され、後ろに乗る。

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左折、乗っているバイクは、バイク集団に突き刺さる。
前後左右、全てバイク。思わず、「うわっと」声が出る。
青年は、「アイ アム グッドドライバー」と私に告げる。
爽快!
この言葉しかない。
夕方、この青年と飲みに行く。
飲酒運転でホテルまで送り届けてくれた。
思いがけず、バイクに乗れた。

第77段  昔、目にしたもの


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昔、目にしていたものを見かけなくなると、たまらなく寂しい。
「でんでんむし」を久しぶりに見かけた。
懐かしさと一緒に童心に戻る。
昔は、当たり前のように見かけた。
徐々に見かけなくなり、その存在を忘れていた。
環境の変化、宅地化等理由は様々。

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「ありがとう」の言葉をかけて、写真を撮らせていただいた。
最大の尊敬を払い、被写体に向かう。それは、生き方そのものである。
だから、写真は素敵。

プロフィール

はせ 鱗人

Author:はせ 鱗人
外人と間違われることシバシバ。
趣味は、魚釣り。幼少から父親に連れられ魚と戯れた。骨董収集、主に絵画、陶磁器
出身学校 明治大学商学部

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